KAMINA-ICHIZOKU NO HANRAN: #13

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第13回

神無一族の氾濫

担当神無七郎

　今回は出題の説明の前に、皆様にお知らせがあります。

　神無一族がミレニアム事業のひとつとして計画していた厳選作品集「神詰大全」がいよいよ完成しました。氾濫でお馴染みの神無一族の面々が自作の中からお気に入りの作品を選題し、作品について、またフェアリーについて熱く語っています。フェアリーファンの皆様はぜひお手許に置いてください。

　なお、今回の懸賞賞品はこの「神詰大全」となっています。一題解答でも呈賞の候補となりますので、たとえ解けない作品があっても解答をお寄せ下さい。このチャンスをお見逃しなく！

〔ルール説明〕

【安南】: 味方の駒が縦に並ぶと上の駒の利きは下の駒の利きになる。
【ゼブラ（縞）】: ２対３の八方桂。（右の図の○が縞の利き。）
【全取禁】: 詰手順中、攻方・受方共に駒を取る手があってはならない。詰みの概念も取禁を前提としており、駒を取る以外詰みを回避できない局面は詰みとみなす。

〔作品へのコメント〕

②…王がゼブラの利きになったばか自殺詰です。詰めるのは52のゼブラの方ですのでお間違えのないように。

④…実戦型で互いに角筋の歩を突き合った状態からのばか自殺手順を求める問題です。先の注釈で述べた通り、最終の詰みの形も取禁独特のものとなります。なお、手順には４箇所の非限定があります。

⑤…作者曰く「客寄せ作」。確かに難解さから言えば、一番易しい作品かもしれません。まず取りかかるならこの作品から？

⑥…いつもながら非限定を気にしない十郎氏の作品。この作品にも３箇所の非限定があります。（それほど気になる非限定ではないと思いますが…）

　ところで、「神詰大全」の他にも神無一族のミレニアム事業は着々と進行中。これらについては氾濫の結果稿や、Onsite Fairy Mateホームページ（http://www.netlaputa.ne.jp/~k_7ro/）にて随時報告をしていきますので、注目してください。

懸賞

▼ 締切６月末日。呈賞５名。解答は編集部または次のアドレスへ E-mail: k_7ro@yk.netlaputa.ne.jp

▼ 評価不要。短評歓迎。